引越しに伴う手続きはとにかく面倒なものですね。

特に子どものいる家庭では転校や入園などの子供に関する手続きもいくつかあります。

就学している子どもがいる場合は、「転校手続き」を行いますが、引越し先や公立か私立かによって多少手順が違います。

公立学校の場合

市内の引越しの場合

在学していた学校から「在学証明書」と「教科書給与証明書」を発行してもらいます。

次に役所で転居届けを提出し、教育委員会から新しい学校の指定を受けて、「入学通知書(就学通知書)」の交付を受けます。

これらを転校する学校に提出します。

市外へ引っ越す場合

在学していた学校から「在学証明書」と「教科書給与証明書」を発行してもらい、現在住んでいる役所に転出届けを出し、「転出証明書(転出通知書)」を発行してもらいます。

次に引越し先の役所で転入届を出すとき、一緒に「転出証明書」も提出します。

提出したら、教育委員会から新しい学校の指定を待ち、「入学通知書(就学通知書)」の交付を受けます。

転校先の学校に、「在学証明書」「教科書給与証明書」「入学通知書」を提出して終了です。

私立学校の場合

私立学校の場合は公立学校のように転入生の受け入れの手続きの手順が統一されているわけではありません。

事前に転入したい学校に問い合わせる必要があります。

幼稚園・保育関係の手続き

次に、幼稚園・保育関係の手続きに関してですが、幼稚園は自分で探して手続きを行います

待機児童が多く入園できない保育園もあるので、引越し前に確認しておきましょう。

また、幼稚園や保育園はそれぞれ特色が異なるため、実際に行って見学してから入園を検討することをオススメします。

医療助成

その他の子ども関連の手続きとして、「医療助成」があります。

地域によって制度がないこともありますが、多くのところで助成を受けられるので、役所で確認してみましょう。